2018年1月から開始される「つみたてNISA」
2014年の現行NISAの開始以来、一途(?)に取り組んできましたが、来年1月からは「つみたてNISA」へ移行することにしました。
今回は「つみたてNISA」のメリットと楽天証券での変更手続きを中心にご紹介します。
つみたてNISA移行のメリット
「つみたてNISA」のメリットは色々あります。→ 詳細はこちら
中でも僕が魅力的に感じたのは、
・非課税期間が20年あること
→ 実感として、現行NISAの5年間のロールオーバー期間は意外とあっという間なのです。
・従来の上場投資信託(ETF)と遜色ない低コストであること
(なお、つみたてNISA対象のETFは2017.10.24現在で未確認)
ちなみに「つみたてNISA」については、まだ「積立NISA」と呼ばれていた昨年の金融庁改正案から与党税調の議論まで、個人的にずっとウォッチしてきました。
参考:2016年の過去投稿
長期積立型NISAは老後資産のサードウェーブとなるか?(12/6)
長期積立型NISAは”第3の波”か”渦潮”か?(12/7)
長期積立型NISAは”さざ波”でした。(12/8)
「積立NISA」は40年のビッグウェーブなのか?(12/10)
もちろん僕自身の年齢を考えると、最長40年を使い切るのは無理ですが、20年後なら退職年齢をターゲットにできます。
また、これから数年以内の株価見通しに懸念がある身としては、つみたてNISAの方が長期にわたってメリットを受けられると考えています。(個人的見解です。興味がある方はこちら)
楽天証券でのNISA→つみたてNISAへの変更手続き
2018年NISA口座開設完了の連絡
以前、”NISAだけじゃなかった! 9月までのマイナンバー登録を”でも触れましたが、NISA口座を開設していてマイナンバー登録が済んでいる方は、そろそろ来年のNISA口座開設の連絡が来ているのではないでしょうか?
僕のところにも楽天証券からメールが来ていました。
2018年NISA口座開設手続きが完了しました。
来年のNISA口座(第二期NISA口座)の開設手続きが完了いたしました。【2018年からつみたてNISAでの取引を希望される方】
NISA口座区分変更の資料請求をログイン後ウェブページより申込みいただけます。
NISA→つみたてNISAの手続き
というわけで、さっそく手続きを行っていきます。
まずはNISA口座をみてみると、2018年のNISA口座が「開設済」となっています。
さらにその下を見ていくと、各種手続きに「口座種類の変更申込 NISA⇔つみたてNISA」の欄があります。
矢印が双方向になっているということは、既出のとおり毎年どちらを選ぶこともできるのでしょう。
このままでは、来年が通常NISAになってしまうため、「申込み」をポチっと。
すると、次の画面に変わります。
ちゃんと”通常NISA(120万円×5年)”から”つみたてNISA(40万円×20年)”になっています。
なお、つみたてNISAの説明には「投資信託」の記載しかありません。
金融庁資料にあったETFはどうしてしまったのか?
楽天証券が扱っていないだけでしょうか? 謎です。
さて、本題。
変更申込は、てっきりネットだけで完了すると思ってましたが、書類が送られてきてそれを返信しないといけないみたいです。 😯
OK を押して、申込完了!
これで書類が送られてくるのを待つだけですね~。 🙂
申込書類の到着
申し込んでから約10日。書類が届きました。
「非課税口座異動届出書」というのを出さないといけないようです。
既にNISA口座を開設していて、届出事項に変更なければ『氏名・フリガナ』を自署するだけ。
この手の書類にしては珍しく押印欄もありません。
NISA口座の種類欄も「つみたてNISAへ変更する」に〇がついて送られてきます。
記入したら、これを同封の返信用封筒で送り返して手続き完了。
ちなみに楽天証券の『NISA約款』を読んでみると
既存のNISA資産 → 非課税管理勘定
つみたてNISA資産 → 累積投資勘定
と別々に管理されるようです。
変更完了の連絡
変更申込の書類を送付して数日。
「NISA口座区分変更手続きが完了いたしました。」とのメールが到着!
NISA口座区分変更手続きが完了いたしました。
2017年12月下旬ごろより、NISA口座注文ができるようになります。
※受渡日が2018年1月1日以降になるもの」
口座の状況をチェックすると、変更が反映されていました。
あとは来年からのつみたてNISAでの運用商品を具体的に考えないといけないですね~。 😉