本日 2/8 の日本経済新聞 電子版に次の記事が出ていました。
【概要】
・投信4本の運用手数料(信託報酬)を業界最低に連動する方針
・対象はインターネット専用投信「eMAXIS」シリーズのうち4本
・国内外の株式、債券で市場平均並みの収益を狙う「パッシブ型」投信
これは実にイイですね。 😛
以前、「積立NISA」は40年のビッグウェーブなのか? で次のように指摘させてもらいました。
「ETFのメリットの一つとして「信託報酬の安さ」がありますが、現在、通常の投資信託との差はずいぶん無くなってきました。今後、この積立NISAが普及する過程で、確定拠出年金のように専用商品が開発されれば、むしろ積極的にETFを選ぶ理由は減ってくるかも知れません。」
長期投資を考えたときに、ランニングコストに当たる「信託報酬」が安い商品を選ぶことは大変重要です。
実際、僕も同じ資産クラス(例:国内株式など)で信託報酬の安い商品に乗り換えたために、たくさんの投信を抱え込んだこともありました。
以前の投稿では「積立NISA専用商品の開発」に期待していたところですが、今回、eMAXISの主要な商品群が、いわば「業界最安保証」を打ち出したことで、積立NISAで安心して長期保有できる商品につながりそうです。
唯一の懸念としては、eMAXIS シリーズの寡占化が進み、他の投信会社が積極的な商品開発を諦めて、信託報酬が高止まってしまうことでしょうか。
いずれにしても、この記事が事実であれば当面は長期投資の有力な商品になったことは間違いないようです。 🙂
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