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【速報】FP1級実技試験(FP協会)の受検と感想

2017年9月10日開催の「FP協会 1級FP技能検定(実技試験:資産設計提案業務)」を受検してきました。

今回はその速報記事ということで、当日の受検の状況や自己採点の状況をご紹介します。

試験開始前

以前の投稿でも書いていますが、僕は地方在住です。

このため居住地に受検会場がなく、受検会場は県外になります。

一番近い会場まで、なんと車で3時間ほどかけて移動しなければなりません。

毎回お金の話でなんですが、今回の受検料20,000円+高速料金9,000円ほどで、既に30,000円近い費用をつぎ込んでしまっています。

これだけでも「安上がり」な独学を選んだ僕にとっては、かなりのプレッシャーです。

ちなみに、FP協会の1級実技は、13:00開場・13:30受検開始のスケジュールです。

日曜日当日の午前中に移動でき、渋滞にはまることも少なく概ね予定通りの行程でした。

試験開始の1時間ほど前に会場の大学に着きます。

12:30過ぎに到着して、すぐに試験会場の建物と受検教室・受検番号を確認します。

受検番号から見ると、1級の受検者は10数名といったところ。

この時点で開場まで随分と時間が残っています。

「どこか自習できるところはないかなぁ」と探して大学内をウロウロ。
すると、大学のカフェテリアを見つけました。

当日は2・3級の試験も行われており、カフェテリアは午後の試験に向けて若者でいっぱい。

1級学科のときの昼休みを思い出します。 →「FP1級学科合格体験記」参照

若者たちに交じって、数人どう見ても周りとの年齢差を感じる人たちがいます。

「きっとこの人たちは1級受検者なんだろうなぁ」と相変わらずどうでもいいことを考えながら、肩身の狭い思いで試験開始まで最後の追い込みをかけます。

試験開始

13:00 開場

13:00近くになり、受検教室に向かいます。

今回は3級の受検生と同じ教室です。

早速、教室に入って席を確認すると、なんと一番前列で監督者の目の前。

この席は、開始前の説明などで監督者の声が気になって集中できないパターンのため、最も避けたかったところ。

「もう少し早めに申し込んでおけばよかったかなぁ」という思いが頭をよぎります。

これまでの試験会場では受検生の状況もお伝え出来たのですが、今回最前列になってしまい、他の受検生の状況があまりわかりませんでした。

雰囲気としては、40代以降の男性が多いなぁという感じだと思います。

そうこうしているうちに、例によって「受検上の説明」が始まります。

既に過去の受検で慣れたものなので、適当に聞き流しながら暗記物の最終確認。

その後、問題用紙が配られます。

13:30~15:30 試験開始

「では 始めてください。」との監督者の声で、試験開始です。

まずは、問題全体をざっと見ていきます。

FP協会の実技試験で最も鬼門である「論述問題」が気にかかります。

それは問5にありました。

今年は、なんと『保険業法』!! しかも昨年5月改正内容が求められています。

「うぎゃ 最悪だ。」 😥

実は、僕は6分野の中で保険が最も苦手で、しかも保険業法に至っては既存のスキームすらおぼつかない領域です。

論述問題については元々出たとこ勝負で対応するつもりでしたが、(個人的には)意外な問題となり、スタートから暗たんたる気持ちになります。

しかし、こうなっては気持ちを切り替えるしか仕方ありません。

論述問題は早々にあきらめて他の問題に全力を傾けます。

1級実技の試験問題は、択一・正誤・記述が混合で出されますので、以下の解答方法で対応します。

①問題毎に設定の条件を確認し、下線を引きながら読む。(特に計算問題の端数処理

②正誤問題は各選択肢に「○×△」をつける。さらにどこが間違いなのかに下線を引く。
○→絶対正しい
×→絶対間違い
△→○×を決められない

③計算問題は問題文の近くの余白に計算過程を記入。(最終見直し時に時間短縮になるため)

④各問ごとに問題用紙に解答を記入。同時に解答用紙にも記入。(択一と記述が混合し、書き漏れ回避のため)

⑤最後の見直しで、計算の端数処理は適切か、問題の選択肢と解答用紙にずれがないか最終チェックする。

「保険業法」の論述問題を残して、14:45くらいに解答1巡目が終了。

論述問題はそのままで、2巡目の最終チェックに入ります。

この最終チェックで、計算間違いやら勘違いやらを続々と発見!(計5か所)

ちゃんと見直してよかったと思いました。 🙄

そして、15:15頃から論述に取り掛かります。

といっても、書ける知識はほぼ皆無なので、かえってスムーズに進みます。 😛

100文字くらいしか書けていないまま、終了。

しかし全体を通して、何だか一癖ある難しい問題が多く、試験終了時点まで他の受検生も多くが残っていました。

僕の隣の方は、相当イライラしているのが感じられ、ちょっと怖かったです。

 

自己採点の結果は? 次のページへ

自己採点の状況

試験終了後、FP協会のHPに模範解答が出されます。(当日17:00頃?)
→日本FP協会HPはこちら

当日は、試験会場への往復と晩ごはんを兼ねたプチ打上げのため、疲れと眠さに勝てず就寝。

あまり手ごたえもないまま、翌朝、模範解答との突合せを行いました。

当日の自己採点の結果については、以下のとおりです。(黄蛍光見直しで間違いに気づいた5か所

論述問題の配点によりますが、他の問題はまあまあ取れているようで一安心。

↑クリックで拡大↑

あと気になるのは、問題用紙の記入箇所の誤り。

択一と記述が混在しているため、なんとなく記入するマスを間違えたところがある気が。

最後に時間をかけて解答用紙のチェックをすれば良かったかなぁと反省しています。 🙁

受検後の感想

FP協会の1級実技については、これまでの合格率や参考書の問題レベルから、「そんなに難しくはないだろう」と少し甘く見ていたところがありました。

しかし、今回の問題全般を通して感じたことですが、総じて問題が難化している印象です。

論述問題をはじめ時事的な問題も多く、合格率もこれまでより若干下がるのかなぁと思っています。
(自分が出来なかった言い訳です。 😛 )

以上、試験直後の速報感想でした。

試験結果を踏まえて、また改めて詳細版を投稿したいと思います。
(不合格だったらそのまま投稿しないかもしれませんが。 )

1級実技合格体験記の追加(11/11)

このあと、無事に1級実技も合格していました。

合格体験記をまとめましたので、よかったら見てみてください。

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