


でも、人の体温だけで充電できるスマートウォッチが開発中らしいよ。

どういうこと?

僕はスポーツは得意ではありませんが、「健康」や「ダイエット」には結構興味があります。
(お正月ですっかり体重が増えてしまったので余計身につまされてます。)
特に、ウェアラブル・ガジェットについては、昔からいろいろと購入しており、オーソドックスな万歩計に始まって、「Nike+ fuelband」や「Jawbone UP3」といったウェアラブル活動量計も利用してきました。
ウェアラブル活動量計は特に意識せずに、歩数や消費カロリー、心拍数など様々なデータを記録してくれるので、ダイエットの強い味方ではありますが、頻繁に充電しないといけないのがネックになります。
実際、今使っている「Jawbone UP3」も3~4日に1度は充電する必要があり、しかも専用の充電装置が必要なため、出張先などで充電が切れそうになるとどうしようもありません。
この「MATRIX PowerWatch」では、ゼーベック効果を利用して、人間の体温を電気に変えるとのこと。
これがあれば、充電の心配をしなくてよくなる可能性があります。
ちなみに、ゼーベック効果とは、「複数の物体間で温度差が発生しているときに、電圧勾配がなくても電流が流れる」ものらしいです。
(逆に電圧を温度差に変えるペルティエ効果は、ペルティエ素子としてパソコンのCPUクーラー等に使われてますね。)
現在、クラウドファンディングの「INDIE GOGO」にて129ドル(米国以外への発送+15ドル)から出資を募っているようです。(1/3現在で748%の達成率になっています。)
→ページはこちら。
「時計と人体との温度差が少なくなる夏にきちんと充電できるんだろうか?」という疑問もありますが、個人的にはこういう近未来的なガジェットには心惹かれます。
2017年7月には出荷が始まるようですので、少し楽しみに待ちたいと思います。 😀
2019/05/05 追記
日本でも正式に「MATRIX PowerWatch」の販売が開始されたようです。

