2018年から遂に「つみたてNISA」が始まります。
以前の投稿 楽天証券「つみたてNISA」に変更完了! のとおり、僕のNISAも2018年からは「つみたてNISA」に切り替えます。
今回は、投資商品を決定しましたので、選定理由についてご紹介します。
つみたてNISAの活かし方
僕が通常のNISAからつみたてNISAに変更した際、メリットだと考えたのは次の2点です。
- 非課税期間が20年あること
- 従来の上場投資信託(ETF)と遜色ない低コストであること
これを最大限活かすことを考えると、「長期・分散・低コスト」の商品を選ぶべきとなります。
また、僕を含めた家族の投資口座は(色々と煩雑なのが嫌なので)楽天証券のみで開いているので、その中で商品選択を考えないといけません。
現行NISAでは個別株式にも投資できたため、色々なものに手を出しています。
これまでのNISA口座では、古い順に次のような商品に投資してきました。
- 先進国株式インデックス投信(ETF含む)
- 新興国株式インデックス投信(ETF含む)
- TOPIX連動ETF
- 先進国債券投信
- 新興国債券投信
- 個別日本株(20種類弱)
- バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
ここ数年の新たな買い付けは、先進国株式ETF・新興国株式ETF・TOPIX連動ETF・VTを中心に行ってきました。
一方で、興味をひかれた個別日本株にも投資してしまい、2015年頃から日本株偏重型のポートフォリオになってしまっています。
この辺りの経緯は、各年末の1年間の振り返りで詳しく書いていますので、よかったらどうぞ。
2013~2015年 2016年 2017年
つみたてNISAでの投資商品
前置きが長くなりましたが、2018年の「つみたてNISA」の投資商品は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」一本にしました。
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」については、つみたてNISAの大本命? 楽天・バンガード・ファンド発進!でも取り上げています。
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を選んだのは、積極的な理由として、
(日本を含む)全世界の大型・中型・小型株の株式に一本で投資できること
元々投資していたVTに、為替リスクやドル交換の手間なしに投資できること
ライバルになる「EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」との競合で更なるコストダウンが期待できること
逆に消極的な背景として、
これまでのNISA口座をリセットするため、個別日本株と先進国債券以外の商品を売却してしまったこと
上記に関連して個別日本株の未処分が結構あるため、ポートフォリオが日本株に偏っていること
つみたてNISAは年間120万円→40万円と投資枠が減るため、他の資産を必要に応じてNISA口座外で投資するようにしたこと
楽天証券のつみたてNISAでは、今のところETFの扱いがないこと
意思惰弱な僕は、つみたて型でなければ、興味のある個別日本株についつい投資してしまいがちであること
消極的な理由の方が多いですが、その多くは僕の個人的な事情によるものです。 😛
楽天証券でのつみたてNISA手続き
楽天証券では、つみたてNISAの設定が 2017年12月26日(火)から可能となっています。
マイナンバー登録やNISA→つみたてNISAへの変更手続きが完了しているのが前提になります。
2018年は、僕と妻のつみたてNISA口座で、年間合計80万円を「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」にコツコツ投資していきたいと思います。
2018年 資産全体での投資
ところで、40代からの資産形成にあたっては、毎年40万円枠のつみたてNISAだけでは心もとありません。
このため、つみたてNISAに関しては「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」一本に絞っていますが、この他、通常NISAやiDeCoも活用していきます。
- iDeCoでは先進国株式の「たわらノーロード 先進国株式」
- 通常NISAでは新興国株式の「eMaxis Slim 新興国株式インデックス」と「楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」
これによって、ポートフォリオ全体を2018年中に次の割合にもっていきたいと考えています。
このあたりは、実践! 投資で資産運用・形成(2018年目標)に詳しく書いておきましたので、興味があればご覧ください。
これから、楽天証券でつみたてNISAを検討される方や既に取り組まれている方の参考になれば幸いです。
当ブログに関する質問やお問い合わせはこちらからどうぞ