拠出区分の見直し手続き
拠出区分の見直しについては、残念ながらネット上ではできません。
このため、
① 国民年金基金連合会に変更届を請求
② 郵送されてきた「加入者掛金額変更届」と「加入者月別掛金額登録・変更届」を記入
③ 「本人確認書類」の写しとともに②を提出
という流れになります。
国民年金基金連合会に変更届を請求
ということで、早速請求ですが、楽天証券のサイトで確認したところ…
なんと書類請求は iDeCoコールセンターに電話しないといけません。
個人型確定拠出年金(iDeCo)に関するお問い合わせ先
0120-545-401
携帯・PHS・050で始まるIP電話からは03-6739-1363 / 0570-000-401(通話料有料)
受付時間:午前10時~午後7時(月~金、但し祝日を除く)
【土曜日】午前9時~午後5時
何だかなぁという感じです。
しかし文句を言っていても始まらないため、電話をします。
書類を記入
数日して、国民年金基金連合会から書類が郵送されてきました。
入っていた書類は「加入者掛金額変更届」と「加入者月別掛金額登録・変更届」になります。
加入者掛金額変更届
まず「加入者掛金額変更届」です。
ちなみに、こちらは第2号被保険者用(会社員など)になります。
第1号被保険者(自営業者など)や第3号被保険者(会社員の配偶者など)は書類が別になるようです。
今回は月別掛金を「毎月定額」から「別途指定」に変えます。
このため、書類真ん中くらいにある掛金額区分欄では「1」に〇をつけます。
加入者月別掛金額登録・変更届
そして今回のメインである月別掛金の設定です。
「加入者月別掛金額登録・変更届」の書類はこちらになります。
まず書類を書く前に、次の点に留意して掛金のスケジュールを組んでおきましょう。
・暦年(1月~12月)の何月に拠出するか。
・年途中から変更する場合、1月以降何月分までを納付済か。
・拠出月の掛金は経過した月分の合計額以下になっているか。(=前納は不可)
・最終月の12月に拠出するようになっているか。
詳細についてはこちらの記事に詳しく書いていますので、良かったらご覧ください。
iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金制度)は、2001年からスタートし、2017年1月からは基本的に20歳以上60歳未満の方が皆さん加入できるようになりました。テレビCMも放送されており、注目度も上がっていますので、当サイトをご覧[…]
で、実際に僕が組んだスケジュールに基づく変更内容が次のとおりです。
ポイントとしては、次のとおりです。
- 今年(2019年)納付済みの6月分、さらに書類の到達や金融機関でのデータ反映の遅れを考慮して、9~12月分 48,000円(=12,000円×4か月分)を初回の変更としたこと
- 来年(2020年)は1~4月・5~8月・9~12月の3回に分けて 各回48,000円としたこと
若干見えにくいので、変更前後の拠出額を表にまとめてみました。
変更前 | 変更後 | |
1月 | 12,000円 | ー |
2月 | 12,000円 | ー |
3月 | 12,000円 | ー |
4月 | 12,000円 | 48,000円 |
5月 | 12,000円 | ー |
6月 | 12,000円 | ー |
7月 | 12,000円 | ー |
8月 | 12,000円 | 48,000円 |
9月 | 12,000円 | ー |
10月 | 12,000円 | ー |
11月 | 12,000円 | ー |
12月 | 12,000円 | 48,000円 |
本人確認書類の写しとともに提出
最後に2つの書類と本人確認書類の写しを同封して提出します。
本人確認書類については、運転免許証や写真入りマイナンバーカードなどが使えるようです。
さて、これで手続きは終了。あとはポストに投函します。
変更の通知が到着
2019.9.18 追記
書類提出からおよそ1カ月半ほど経ち、国民年金基金連合会から「加入者引落予定のお知らせ」が届きました。
↑クリックで拡大↑
さっそく内容を確認してみます。
まず、今年の12月に9~12月分の48,000円が引落予定。
さらに、来年からは4カ月ごとの4・8・12月が引落予定となっています。
いずれも申請内容を反映した掛金設定ができているようです。
(追記 了)
この作業で、国民年金基金連合会に支払う年間の手数料が
103円×12回=1,236円 から 103円×3回=309円 へと▲927円の節約になります。
色々と大変な割に得られる節約額はわずかですが、この費用は固定経費ですから長期的には意味があるものと考えてます。
少しでも節約を考えていらっしゃれば是非取り組んでみてください。
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