理解できない言葉や説明はネットで調べるべし
これも2・3級のときと同じ趣旨です。
何度も引っかかるところは、面倒でも一度ネットや本で調べておきましょう。
そして、調べた内容を書き込んだり、わかりやすい図や説明があったら、印刷して直接貼っちゃいましょう!
(詳しくは、FP3級の合格ポイントを参照→こちら)
1級になると内容が相当専門的になり、2級の時以上に行政機関(国税庁や厚生労働省など)の資料がメインになります。
表現が硬くて読みづらいのですが、頑張って読み解きましょう。
答え以外の選択肢にも目を配るべし
答えを選ぶときに、
正しいと思うもの:〇
正しいと思うが自信がないもの:△
間違っていると思うもの:× を選択肢ごとにつけていきます。
そして、答え合わせの時に、すべての選択肢について、自分の考えと解説が一致しているかを見ていきます。
これで「自分が正しく正解を導き出せたのか」がわかり、「本番で同じ選択肢の内容をひねった問題にも対応できる」のです。
さらに、これを続けていくと、「正しい選択肢」と「ひっかけの選択肢」を見分ける嗅覚みたいなのが身についてきます。
(詳しくは、FP2級の合格ポイントを参照→こちら)
暗記物は「語呂合わせ+反復練習」で身につけるべし
これも、2級のときと同趣旨です。
反復練習では、単語帳を活用するのですが、1級になると記載すべき項目が多くなってきます。
そこで、通常の単語帳より少し大きめのものを使っていきましょう。
(詳しくは、FP2級の合格ポイントを参照→こちら)
学習は 基礎編:応用編(計算問題)=3:7で臨むべし
「基本編」は四択問題ですが範囲が広く、また、あまり一貫性のある出題傾向も見えないため、やってやってもゴールは見えてきません。
一方、「応用編」は頻繁に出題される定番問題も多かったので、何が出題されるかわからない「基本編」よりは着実に得点できます。
このため、「応用編」へ軸足を置いた対策の方が効果的で、感覚的には基礎編:応用編=3:7くらいの時間と労力で良いと思います。
また、「応用編」の類似問題をたくさん解く意味からも中古問題集の活用は有効です。
(もちろんお金があれば、最新版を幅広くそろえたほうが制度改正の確認の手間はかかりません。)
ただし、僕が受検した2016年9月の「応用編」は、これまであまり見たことのない傾向が散見されました。
おそらく次回1月以降はオーソドックスな形に戻るのではと期待しますが、今後の受検時には過去問だけでなく、新たな制度などへの目配りが必要です。
実際、その後の試験では従来のレベルに戻り、きんざいの発表では合格率も概ね10%台に戻ってきてます。
試験日 | 1級学科 合格率 |
---|---|
2022年5月 | 9.39% |
2022年1月 | 6.67% |
2021年9月 | 13.03% |
2021年5月 | 20.05% |
2021年1月 | 9.95% |
2020年9月 | 15.01% |
2020年5月 | 中止 |
2020年1月 | 11.81% |
2019年9月 | 10.14% |
2019年5月 | 11.77% |
2019年1月 | 8.45% |
2018年9月 | 8.24% |
2018年1月 | 14.52% |
2017年9月 | 10.41% |
2017年1月 | 13.98% |
2016年9月 | 4.84% |
2016年1月 | 12.37% |
2015年9月 | 15.41% |
2015年1月 | 13.09% |