前回、FP2級技能士に合格に向けたスケジュールを紹介しました。
(2級合格スケジュール編はこちら)
ここからはFP2級に合格するための「5つのポイント」をご紹介します。
合格にむけた5つのポイント
- テキスト1冊+問題集1冊をやりこむべし
- 理解できない言葉や説明はネットで調べるべし
- 答え以外の選択肢にも目を配るべし
- 暗記物は「語呂合わせ+反復練習」で身につけるべし
- 実技問題(記述問題)はFP協会・きんざい両方解いてみるべし
テキスト1冊+問題集1冊をやりこむべし
まず準備するのは、FP3級と同様、テキストと問題集1冊ずつで十分です。
3級受検のときにテキストを新品で買っていて、3級試験からすぐに受検する人に朗報です。
コストを抑えようと思えば、テキストは中古の1年落ちでもOKというのが実感です。
制度改正なんかがありますが、そう多くはなく、最新版の問題集1冊を解けば自然と新しい知識に代わります。
ちなみに僕が選んだのがこれ。→ テキスト類のまとめは、こちら
『みんなが欲しかった FPの教科書 2級・AFP(1年落ち)』
『みんなが欲しかった FPの問題集 2級・AFP(1年落ち)』→ ほぼ不使用
『FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略』
よく見ていただくと、みんなが欲しかったシリーズは、1年落ちの中古品となっています。
ちなみに問題集は最新版でやった方が間違いなく、この1年落ちの問題集もほとんど使いませんでした。(T_T)
ということで、2級試験は中古テキスト1冊+最新版問題集1冊で乗り切れます!
実際の学習方法は3級の時とさほど変わりません。
テキストには、大事だと思ったところや間違えたところに蛍光ペンを引いたり、気が付いたことや覚えるための語呂合わせを書き留めます。
「オークションで売るためにきれいに使おう」なんて考えず、「高い受検料なので一発合格を目指そう!」と思って、おもいっきり書き込んじゃいましょう。
テキストが汚れた分だけ、確実に合格に近づいていきます。
また、中古テキストを使う場合、制度変更で気が付いたところを修正していきます。
2級はテキストの読み込みは早々に済ませて、とにかく問題集重視で取り組みましょう。
問題集は、『FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略』がおススメです。
学科試験問題が見開き1ページに上下2問となっており、左ページで2問解いたらすぐ答え合わせができる。
正答の選択肢の解説だけでなく、その他の選択肢の解説も丁寧にされている。
設問ごとにチェックボックスがあり、自分が何回間違っているのかわかりやすい。
実技試験問題も計算過程が示され、試験本番の参考になる。(特にきんざい受検者)
個人的にはフォントが見やすい。
基本的に文字だけの骨太な解説。ユルイ感じはない。
問題集の活用方法は、テキストと同様、大事だと思ったところや間違えたところに蛍光ペンを引いたり、書き込みを行います。
学科試験・実技試験とも同様です。
また、間違えた問題番号は付箋紙を右側に貼り、完全に理解して正答できたら上に貼りかえるというのもおススメできます。
「前に間違えたのがこんなに出来るようになった!」とモチベーションアップが期待できるかもしれません。 😛
次に、問題右上のチェックボックスの活用方法です。下の写真を見てください。
3つチェックボックスがありますので、3回分の記録が残せます。僕は、次のように活用していました。
・まったくわからず解けなかった問題→四角に×(バツ)
・自信がなかったり、他と迷ったけど正解してた問題→四角に/(斜め線)
・自信をもって正解できた問題→空欄
これをやっていくと、単に合っていた、間違っていたではなく、根本的に理解できているのかどうかがわかります。
理解できない言葉や説明はネットで調べるべし
これも3級のときと同じ趣旨です。引っかかるところは面倒でも一度ネットや本で調べておきましょう。
そして、調べた内容を書き込んだり、わかりやすい図や説明があったら、印刷して直接貼っちゃいましょう!
(詳しくは、FP3級の合格ポイントを参照→こちら)
ですが、2級になると内容が専門的になってきますので、行政機関(国税庁や厚生労働省など)の資料の使った方がより良いと思います。
表現が硬くて読みづらいのですが、頑張って読み解きましょう。
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