La Ca’ Növa Barbaresco 2009
[ラ・カノーヴァ バルバレスコ 2009]・ 産地: イタリア-ピアモンテ
・ 品種: ネッビオーロ
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今回ご紹介するのは、『La Ca’ Növa Barbaresco 2009』。
確か以前購入したワイン福袋に入っていたものだったような…。
久しぶりに出してみたら、瓶にカビがつきかけていたので、今回開封です。 😀
値段はビンテージが合うものがありませんでしたが、2015年もので3,700円程度となかなかのお値段でした。
飲んでみた印象・感想
→翌日★★★★☆ (4.0)
<抜栓直後>
・ 色:透明感のある茶色に近い赤
・ 香:鉄、ナッツ
・ 味:まろやかな渋みの中にほのかなリンゴ
<抜栓1時間後>
・ 色:赤褐色
・ 香:グレープフルーツの柑橘系、落ち葉
・ 味:辛口で旨みの中にほのかなベリー味
<翌 日>
・ 色:鮮やかな赤色
・ 香:柑橘系、落ち葉
・ 味:ジャムのような濃厚なうまみ
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だいぶ寝かしてあったので、抜栓直後はとても枯れた状態で香りも今一つでした。
そこで、抜栓後しばらく置いて、ポアラーを使って注ぎます。
ちなみにポアラーはワイン瓶の注ぎ口に取り付けるもので、注ぐ際にワインに空気を取り込むことで、デキャンタージュと同じように渋みをまろやかにしたり、ワインを開かせるためのものです。
我が家では、「menu デキャンティングポアラー」を使っています。
このポアラーが一つあると、デキャンタを準備することなく、お手軽に味の調整ができますし、何よりカッコよく注げます。
しかしながら、このワインはあなどれず。
これでもなかなか開いてくれません。
仕方なく1日放置して様子を見ます。 😥
すると、一気に若返ってまろやかな中にも旨みを感じられる味わいに変化しているではないですか!
これまで飲んできた中でも、大きく表情を変えるという意味では、一番驚かされました。
十分に時間をかけて、開かせてから飲むべき一本ですね。
というわけで評価も 3.5 → 4.0 に引き上げです。 🙂
おススメの料理やシチュエーション
これを飲んだ日はやや冷え込みが強かったため、夕食はちょっと辛目の四川風ホイコーロー。
辛みが強すぎて、ワインをガブガブ飲んでしまい、じっくりワインを味わうにはチョイスミスでした。 😥
素直にチーズ系のおかずか、シンプルなビーフステーキあたりの方が良かったかもしれません。