独学のメリット・デメリット
FPを目指すには、色々な勉強方法がありますよね。
実務だけですべての勉強ができるという方は別として、主なものは、専門学校の資格講座、通信講座、そして独学です。
それぞれメリット・デメリットがありますが、僕が比較した時に考えたのは次のようなところです。
勉強方法 | メリット | デメリット |
資格講座 | 周りに同じ目的を持った人たちがいるのでやる気を持続しやすい テレビ講義やDVDなど、講義形式が多様で手厚い | 値段が高い 受講できる場所が都市部に限られる 仕事をしながらだと時間の調整が難しい |
通信講座 | DVDやテキストなど講義形式が多様で手厚い 模擬試験や練習問題も充実しており、添削も受けられる 地方でも受講できる 自分のペースで取り組める | やはり値段が高い モチベーションの維持は自分次第 |
独 学 | とにかく安い 地方でも関係ない 自分に合ったテキストや問題集を組み合わせ、自分のペース時間で取り組める | テキストや問題集を選ぶことから始めないといけない 勉強方法やスケジュールを自分で管理しないといけない モチベーションの維持は自分次第 |
これを踏まえて、僕は次の理由から「独学」を選択しました。
- お金をかけずに済む
仕事上FP取得が必須ではないので、時間はかかってもお金をかけないことが重要 - 地方でも取り組める
地方在住のため、資格講座を開講しているところが近くにない - 自分の時間で取り組める
仕事があるので空き時間でやりくり(平日の早朝1~2時間と休日の4~5時間が基本)
なんといっても、①お金をかけずに済むのが一番大きいでしょうね~。
妻にも「無駄なお金使わないでね」とクギをさされましたし。
(実際にいくらかかったかを 3.独学にかかった費用で紹介しています。)
ただ、独学の最大のデメリットは「モチベーション維持の難しさ」です。
僕もついついネットに手を出したり、仕事を言い訳に勉強をさぼったり、意味が分からなくて心が折れそうになったりしました。(笑)
そんなときには、先輩合格者の合格体験記を見て、「こんな風にやればいいんだなぁ」とか「あ~わかる 僕も一緒だ」と、勝手に共感したり励まされたりしたものでした。
当サイトが同じように皆さんのお役にたてれば嬉しいと思っています。
独学で使用するテキストや問題集
あとは、テキストや問題集の選択、勉強方法とスケジュールの管理が整えば、やる気の続く限り「独学」でいけます。
今はネットで様々な情報が集められますので、テキストや問題集の選択、勉強方法とスケジュールの管理も情報があふれています。(当サイトもその一つです 🙂 )
3級・2級・1級学科それぞれについて、合格ポイント編の中でテキストと問題集、その活用方法に触れています。
よかったら参考にしてみてください。
3級合格ポイント編はこちら
2級合格ポイント編はこちら
1級学科合格ポイント編はこちら
独学にかかった費用
「安上がりっていうけど、「独学」で合格するための費用って一体いくらなの?」
FPを目指すのだから、お金に関係することは気になりますよね。
僕の場合で、3級から1級学科までにかかった費用を改めて計算してみました。(文房具代は除く)
余談ですが、隠れた費用で大きいところでは、受検会場までの移動費用(場合によっては宿泊費用)があります。
これを節約しようと思うと、僕の住んでいる地域の場合、受検会場と受検回数の関係で
3級→2級までは「FP協会」
1級orCFPは「きんざい1級学科→FP協会1級実技」というコースが一番安く上がります。
(CFPは少なくとも土日で丸2日間かかります。)
それで、僕の受検スタイルは
FP協会3級
→FP協会2級
→きんざい1級学科
→FP協会1級実技
という、かなり変則的な形に落ち着きました。
もちろん全て一発合格できることが、費用面でも精神衛生面でも最良の節約になります。 😉
まとめ
あまりまとまってませんが、結局のところ、「独学」に向いているのはこんな人です。
「独学」をおススメできる人
・孤独でも心が折れない
・お金がない(使うのがもったいない)
・合格が切羽詰まっていない(受検が長引いても構わない)
・地方に住んでいて色々な意味で選択肢がない
最後は、多少自虐的なネタになりましたが、「独学」は決して後ろ向きな選択ではありません。
苦労は多いですが、合格した時のよろこびはひとしおです。
皆さんも是非「独学」で挑戦してみませんか?
そしてここまで読んでいただき、「やっぱ独学ムリだわ」という方は、資格講座や通信講座も是非検討してみてください。
ゴールは「資格合格」で、そこに至るには色々な道のりがありますから。
当サイトが少しでもそのサポートになれば幸いです。
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