2018年1月28日 試験当日
試験開始前
「シニアライフ・相続アドバイザー」はきんざい主催の試験です。
なので、ファイナンシャルプランナーの受験会場と同じ会場でした。
ちなみに僕自身がきんざい主催の試験を受けたのは、FP1級学科の時だけです。
(3級・2級・1級実技はFP協会で受検してます。)
今回久しぶりに受験会場を訪れると、相変わらずきんざいの受験科目が勢ぞろいで、とても大きな会場でした。
試験前の説明も終了時間が異なる複数の試験があってややこしいですが、自分の受験科目の条件だけ確認しておけば聞き流してOKです。
ちなみに100人近いと思われる会場で、シニアライフ・相続アドバイザーの受験者は僕を入れて3名。
それにしても、FP1級学科の受験者より少ないとは、もはや希少種です。 😉
10:00 試験開始
「それでは始めてください。」
10:00になり、試験がスタートします。
まずは、問題の落丁チェックから。
パラパラとめくる中で、問題もところどころ目に入ります。
特に難解そうなものはなさそうで少し安心。
いざ、問題に取りかかります。
解答の手順としては、これまでの試験と同様に以下のとおりです。
- 問題の条件(適切なもの or 不適切なもの)を確認し、そこに下線を引く
- 選択肢ごとに〇・×・△を問題に書き込む
確実に正しいもの…○
確実に誤っているもの…×
正しいか誤っているか微妙なもの…△ - 最後まで記入が終わったら、もう一度初めから内容をチェックしながらマークシートに転記
…とここに来て問題が!
なんと、ペンケースにマークシート用の鉛筆を入れ忘れています。
問題集の模擬試験に解答用紙がついていなかったため、マークシート式であることを失念していました。 😯
このため、マークシートはシャープペンシルで塗りつぶす羽目になりました。
ところで、問題を解く中で感じたことが。
「シニアライフ・相続アドバイザー」はFP試験に比べて、問題の作りが甘い気がします。
(決して鉛筆を入れ忘れた腹いせではありません。 😛 )
例えば、この問22です。何か変だと思いませんか?
そうです。選択肢2番に設問中に出てこない「Bさん」が現れるのです!
おそらくAさんの妻(Cさんの母)と推測されるのですが、「この人、誰?」って感じです。
当然この問題は、不備として「全員加点」となってました。
2018年1月29日付け 2018年1月28日実施シニアライフ・相続アドバイザー試験の出題不備と対応について
1月28日(日)に実施しました第128回金融業務能力検定試験「シニアライフ・相続アドバイザー」の《問22》において、問題に不備があることが判明いたしました。誠に申し訳ございません。
お詫び申し上げ、次のとおりの対応とさせていただきます。
《問22》 全員加点(2点)
このほか、解答には影響しませんが、脱字がある問題もありました。
さて、そんなことを考えながらも、問題を一通り解答し終わったのが、1時間後の11:00くらい。
そのあと、1問目から再度解答を確認して、シャーペンでマークをせっせと塗りつぶしていきます。
全て転記が終わるのに約20分ほどかかりました。
最後に、もう一度転記漏れ等がないかチェックして、11:40頃には答案を提出して退出しました。
17:30 模範解答 発表
帰宅して17:30からは模範解答がネットで公表されます。
さっそく解答と突き合わせて、自己採点を行います。
全40問中 2問誤りで93点(のはずでした。)
特に間違えたうちの1問は最後までどちらにするか悩んだため、個人的にはやや悔いが残ります。
2018年3月8日 合格発表
試験から1カ月以上が経ち、合格発表です。
3月に入り年度末のため、仕事が多忙になってきており、結果を確認したのは発表当日の深夜。
パソコンから受検番号を入力します。
結果は合格でした。 🙂
今回は自己採点の結果があったため、あまり緊張もしませんでしたが、その分感動も今ひとつでした。
2018年3月13日 合格通知到着
青い封筒に入って、合格通知書が届きました。
中身は「成績通知書」と「シニアライフ・相続アドバイザー認定証」
封筒の中にハガキが入っていて、少し面喰いました。 😯
認定証については、すでに合格を確認していたので、成績通知書を開封します。
ここで衝撃の事実が!
なんと、自己採点で93点のつもりだったのが、結果は90点ではないですか!
原因としては、単なるマークミスか、あるいは鉛筆でなくシャープペンシルを使った影響が考えられます。
いずれにしても、今後受験される皆さんは、
■マークシート用の鉛筆の準備
■マーク番号の記入の再確認
といった基本を怠らないようにしてください。 😉
2018年5月以降の試験制度変更
なお、マークシート式の試験は今回の2018年1月までで、次回2018年5月以降の試験は、「金融業務3級 シニアライフ・相続コース」として、コンピューターによる「CBT方式」の試験に移行するようです。
CBT(Computer-Based Testing)とは、コンピュータを使用して実施する試験のことで、パソコンに表示された試験問題にマウスやキーボードを使って解答します。一般社団法人金融財政事情研究会が、株式会社CBT-SolutionsのCBT試験システムを利用して実施するものです。
これにより、試験当日に合否が確認できるようになりますが、認定証は自分で印刷することになるようです。
なお、今後も認定証は「シニアライフ・相続アドバイザー」のままとなるようですね。
3級とかつかなくて良かった。
この試験自体は、ファイナンシャルプランナーの知識に、より高齢者に特化した知識を上乗せするのにちょうど良いと思います。
また、逆にシニアライフ・相続アドバイザーからファイナンシャルプランナー2級に行くのも良いかと。
シニアライフ・相続アドバイザーを受験される皆さんのお役に立てば幸いです。
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