FP試験に向けて問題集を解いていて
苦手な問題の復習をしたいんだけど、
どこに書いてあったかわからなくなって…
良いと思うよ。
付箋活用術の基本
小物活用術 「単語帳」 編でも触れていますが、「付箋」 は非常に役に立ちます。
活用術として
①後から確認したいページに貼っておく
②問題集で間違えた問題の目印にする
③内容を補足する場合にメモ代わりにする などが考えられます。
僕は主に①と②で活用してました。
使った付箋は「スリーエム社 Post-It ジョーブ(ハーフタイプ)」
(本当は、ディスペンサーに入れて使うようですが、僕は経費節約のため、詰め替え用を直接使っていました。)
ちなみに、③の用途で使う場合は普通の紙タイプの付箋が使いやすいと思います。
この付箋は通常の紙タイプの付箋に比べて、次のような特徴があります。
・書き込み時に油性ボールペンの滑りが良い
・粘着力が強めで何度か貼り替えても剥がれにくい
・色もバラエティに富んでいる(僕は黄色とピンクを使っていました)
付箋活用術~問題集①
で、実際に使っている事例が次の写真です。
まず、問題集で間違えたところに貼っておくケース(2級問題集)
これは次の手順で行います。
①黄色の付箋は学科問題 ピンクの付箋は実技問題に使用
②二回以上間違えた問題全てに対し、付箋を本の右側に貼る
③内容を理解し正解できるようになれば、付箋を本の上側に貼り替える
【メリット】
・理解の進み具合が目に見える(上側の付箋が増えていく)ので、モチベーションアップになる
・苦手部分の問題を抜粋する時やちょっとした時間での復習の際に右側の付箋が目印になる
【デメリット】
・初めのうちは間違いが多く付箋が大量に必要
・問題の一部のみ(例えば、設問2の(3)だけを間違えた場合など)をやり直す際に分かりにくい
付箋活用術~問題集②
2級までは何とか上のやり方でできましたが、1級学科ではデメリットが目立ったため改良しました。
それが次のケース(1級問題集 画像左側を見てください。)
今回は次の手順で行います。
①黄色の付箋は基礎編 ピンクの付箋は応用編に使用
②三回以上間違えた問題に対し、付箋に問題番号(丸数字)を記入して本の右側に貼る
③内容を理解し正解できるようになれば、付箋を剥がしてしまう
この「付箋」活用に、誤答した設問自体に蛍光ペンで○をつける方法を併用することで、さらに効果が上がります。
(僕の場合、間違える度に三段階(1回目黄色→2回目オレンジ→3回目ピンク)で実施しました。)
こうすることで、理解できていない問題や間違いが多い問題が、すぐに確認できるようになります。
付箋活用術~単語帳との合わせ技
また、この応用版として「単語帳」活用との併用があります。
これは次の手順で行います。
①基本一色を使用(写真ではピンク 黄色はしおり代わりに1枚だけ)
②間違えたカードの上部に付箋を貼り、何度も間違うカードには項目名を記入(例:建ぺい率の緩和など)
③内容を理解し正解できるようになれば、カードを別の単語帳に移し替える(詳細は単語帳編を参照→こちら)
これによって単語帳で覚えていないカードにすぐアクセスできるとともに、問題集等で間違えた時に付箋の項目名をもとにもう一度内容を確認できるメリットもあります。
このように「付箋」を使って、自分の理解できていない問題や覚えていない項目を「見える化」できます。
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